注文住宅の間取りを決めるとき②
前回に引き続き、注文住宅の間取りの決め方について
詳しくお伝えいたします!
▷動線計画で満足度の高い家づくりを!
家の間取り決めには動線計画が欠かせません。
重要視したいのは家事動線。炊事、洗濯、育児などを組み合わせて行なうときに、
移動しやすい間取りを考えます。
通勤動線というのは、会社や学校へ行く前の朝の動線です。
顔を洗ったりトイレに入ったり食事をしたり、
同じ空間に複数の家族がいても渋滞しない動線を考えましょう。
衛生動線は、水回りのことですがトイレの配置をどうするかが大切です。
キッチンやリビングダイニングの近くは衛生面や音などが気になります。
家の中で家族全員が行きやすく、不快にならない動線計画と間取りが必要です。
来客動線は、お客様が来た時にプライベート空間が見えないようにするのが基本です。
トイレや洗面所、浴室と、玄関からリビングの動線がぶつからないことがポイントです。
▷考え方1つで魅力溢れる間取りの家に
家の間取りの考え方として気をつけたいのは、家族みんなの意見をまとめることです。
家族それぞれ、家の間取りに対する希望はいろいろあるでしょう。
それらを取りまとめて一致団結することが、間取り決めの第一歩です。
暮らしやすい間取りのためには動線計画も重要です。
家の中で家族がどのような動きをするのかを、確認したうえで考えましょう。
快適な家にするなら、窓の配置が大切です。
考え方としては、通風と採光を良くするために、1つの部屋に対角線になるように窓を設置しましょう。
また、忘れてはならないのがコンセントです。
コンセントが足りずタコ足配線にしたりコードを継ぎ足して使ったりなどは、
発火の危険性や転倒の原因になるため、避けたいものです。
コンセントは多めに、家具の配置とかぶらないように設置しましょう。
▷階段の種類別メリットとデメリット
2階建ての家なら必ずあるのが階段です。家の間取り決めの最初は、
階段と玄関の位置を決めるところから始めましょう。
外から帰ってきたときにそのまま2階に上がるのか、それとも必ずリビングを経由するようにするのか、
それを考えるだけで居室の間取りもついてきます。
また、階段には直線階段、折れ階段、折り返し階段の3種類があり、
それぞれにメリット・デメリットがあります。
直線階段は階段下に収納やトイレなどを設置することができ、なかなか便利です。
折れ階段と折れ線階段は勾配が緩やかで踊り場があるため、転倒しても比較的安全です。
デザイナーズ住宅で人気のリビング階段は、リビングが広く取れてオシャレに見えますが、
その反面暖房が効きにくく、においや音が2階に登りやすいというデメリットがあります。
▷神棚を配置
新築のタイミングで神棚を設置する際、どのような配置が正しいのでしょうか。
まず、神棚は北か西の壁に、南向きか東向きで配置します。
神棚は神様を祀る場所なので、壁の上の方に設けます。
配置としてふさわしくないのは、トイレと背中合わせになる場所です。
人通りの激しい扉上も好ましくありません。1階に設置する際は、
これより上には何もないという意味の「雲」という字を書き、神棚の天井に貼り付けてください。
もし、今の家ですでに神棚を設けている場合は、新築を機に新しい神棚にするのが好ましいとされています。
安い神棚ならホームセンターで購入できますし、お金をかけるなら神棚・神具専門店で購入可能です。
今はインターネットで通販もありますので、ぜひ利用してみてください。
注文住宅の間取り決めはとても大切です。
しかし、水回りや壁、階段、窓など、決めなくてはならないことがたくさんあって、
最初のうちはどうしていいのか分からなくなってしまうかもしれません。
しかし、そのようなときのために、専門家が存在しています。
失敗のない間取りにするにはどんなことに気をつけたらいいのか、
不安に思っていることをすべて相談してみてください。
最初はわからないのが当たり前だと思って、どんどん頼ってくださいね。
尾道市・三原市で注文住宅を建てるなら有限会社 村敏建設にお任せ下さい。
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